QIAGENは、試料分離からデータ分析および解釈まで、真のSample to Insightワークフローを提供します。 miRNeasyキットを使用して、生体液(血清、血漿、CSFおよび尿など)、細胞、新鮮/凍結組織またはFFPE組織から全RNAを最初に抽出します。 そこから、QIAseq miRNA Library Kitを使用してmiRNAシークエンシングライブラリーを調製します(図を参照)。
バイアスの無い反応では、アダプターをmiRNAの3 '末端および5'末端に連続して結合します。 続いて、UMIを導入したcDNA合成、cDNAクリーンアップ、ライブラリー増幅およびライブラリークリーンアップが行われます。 独自の方法により、修飾オリゴヌクレオチドを用いて、シークエンシングライブラリー中のアダプターダイマーを排除し、シークエンシング時に観察される主要な汚染物質を効果的に除去します。 ビーズベースのクリーンアップは、不要なバックグラウンドノイズを排除します。 UMIは、増幅またはシークエンシングアーティファクトではなく、サンプルが特異的にされていることを保証します。 サンプルからシーケンサーに移るまでに、わずか8時間しかかかりません。 最大48サンプルをマルチプレックス化することができます。
シーケンシングの後、 ".fastq"または ".fastq.gz"ファイルを
GeneGlobe Data Analysis Centerに直接アップロードして、一次マッピングと分子タグカウントを行うことができます。 ヒト、マウス、ラットなどのよく特徴付けられた種については、種特異的miRBaseおよびゲノムデータベースにマップされます。 特徴づけられていない種または新規種については、miRBaseデータベース全体にマッピングされます。 次いで、分子タグ数計測および得られたデータの視覚化をとおして差次的発現解析を行います。