MinElute Reaction Cleanup Kit

酵素反応液からの最大5 µgのDNA(70 bp ~ 4 kb)のクリーンアップ用

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MinElute Reaction Cleanup Kit (50)

カタログ番号 / ID.   28204

50 MinElute Spin Columns, Buffers, Collection Tubes (2&nbsp:ml)
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調製
50
250
MinElute Reaction Cleanup Kitは分子生物学的アプリケーション用であり、疾病の診断、予防、あるいは治療に使用することはできません。

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特徴

  • 非常に少量の溶出液量
  • 迅速かつ簡単な操作
  • 再現性と高い回収率
  • サンプル操作を便利にするローディングダイ

製品詳細

MinElute Reaction Cleanup Kitは、酵素反応液から70 bp – 4 kbサイズのDNAを精製するためにシリカメンブレンスピンカラム、バッファー、およびコレクションチューブを提供します。スピンカラムは、僅かな量(10 µl)で溶出、高濃縮されたDNAを高い収率で得ることができます。組み込まれたpH指示薬により、スピンカラムへのDNA結合の至適pHを容易に確認できます。この操作は、QIAcube Connectで完全自動化できます。MinEluteシステムで精製したDNAフラグメントは、シークエンシング、マイクロアレイ解析、ライゲーションと形質転換、制限酵素消化、標識、マイクロインジェクション、PCR、およびin vitro転写を含むすべてのアプリケーションで使用できます。

最適な結果を得るには、本製品をQIAvac 24 Plusと併用することをお勧めします。

パフォーマンス

MinElute Reaction Cleanup Kitは、酵素反応液から最大5 µgのDNA(70 bp ~ 4 kb)のクリーンアップを保証し、広範なアプリケーションに適した高収量のDNAを得ることができます。このキットは、酵素反応液のクリーンアップのためのスピンカラムを提供します。小型遠心機または真空マニホールドを使用して、高濃度のDNAフラグメント(70 bp – 4 kb)を迅速に得ることができます。(4 kbより大きいDNAフラグメントは、QIAquick Systemを使用して精製してください。)

MinElute Reaction Cleanup Kitにより完全に除去される酵素の例
タンパク質 Molecular weight per enzyme subunit (kDa)
DNA Polymerase I 109
Klenow fragment 62
子牛小腸アルカリンホスファターゼ 69
T4 DNA ligase 55
T4 Polynucleotide kinase 35
Terminal transferase 32
DNase I 31
制限酵素 多様

原理

MinElute Kitsは、高塩濃度バッファーでDNAを結合し、低塩濃度バッファーまたは水で溶出するためのシリカメンブレン技術です。この精製操作は、DNAサンプルからプライマー、ヌクレオチド、酵素、ミネラルオイル、塩、アガロース、臭化エチジウムなどの不純物を除去します。シリカメンブレン技術では、緩い樹脂やスラリーに伴う問題や不都合がありません。特殊な結合バッファーは、特定のアプリケーション向けに最適化され、特定のサイズ範囲内でのDNA分子の選択的吸着を促進します。

Gel loading dye

ローディングダイは、迅速で便利なサンプル処理と分析を可能にします。GelPilot Loading Dyeは、3種類のトラッキングダイ(キシレンシアノール、ブロモフェノールブルー、およびオレンジG)を含み、アガロールゲルのランタイムの最適化を容易にし、より小さなDNAフラグメントの過度な移動を防ぎます(「 GelPilot Loading Dye」の図を参照)。

図参照

操作手順

MinEluteシステムは、シンプルな結合-洗浄-溶出の手順です(「 MinEluteの操作手順」のフローチャートを参照)。結合バッファーを、酵素反応液に添加し、混合液をMinEluteスピンカラムにアプライします。結合バッファーはpH指示薬を含んでおり、DNA結合の至適pHを容易に確認できます( 「pH Indicator Dye」の図を参照)。核酸は、バッファー由来の高塩濃度条件下でシリカメンブレンに吸着します。不純物は洗い流され、純粋なDNAが、少量の低塩濃度バッファーまたは水と共に溶出し、後のアプリケーションに使用できます。

取り扱い

MinEluteスピンカラムは、2通りの便利な操作が可能です(「MinEluteの操作手順」のフローチャートを参照)。スピンカラムは、小型遠心機またはQIAvac Luer Adapters付きのQIAvac 24 PlusやQIAvac 6Sなどのルアーコネクター付きの真空マニホールドにフィットします。 MinElute Reaction Cleanup Kitは、その他のQIAGENスピンカラムキットに加えて、QIAcube Connectで 完全自動化し、生産性の向上、結果の標準化することができます(「スピンカラムの取り扱いオプション A B C D E」および「 QIAcube Connect」の図を参照)。

図参照

アプリケーション

MinEluteシステムで精製したDNAフラグメントは、以下を含むすべてのアプリケーションで使用できます。

  • シークエンシング
  • マイクロアレイ解析
  • ライゲーションと形質転換
  • 制限酵素処理
  • Labeling

裏付けデータと数値

仕様

特徴仕様
bindingcapacity5 µg
fragmentsize70 bp ~ 4 kb
elutionvolume10 µl
recoveryoligonucleotidesdsdna回収:オリゴヌクレオチド、dsDNA
removal10mers1740mersdyeterminatorproteins除去<40mers
formatチューブ
sampletypeapplicationsDNA、オリゴヌクレオチド:酵素反応
technologyシリカテクノロジー

リソース

MSDS (1)
Download Safety Data Sheets for QIAGEN product components.
キットハンドブック (1)
MinElute Handbook
PDF (611KB)
クイックスタートプロトコール (1)
Certificates of Analysis (1)

出版物

Oncocytic change in pleomorphic adenoma: molecular evidence in support of an origin in neoplastic cells.
Di Palma S; Lambros MB; Savage K; Jones C; Mackay A; Dexter T; Iravani M; Fenwick K; Ashworth A; Reis-Filho JS;
J Clin Pathol; 2006; 60 (5):492-9 2006 Feb 7 PMID:16467165
Similarity and differences in the Lactobacillus acidophilus group identified by polyphasic analysis and comparative genomics.
Berger B; Pridmore RD; Barretto C; Delmas-Julien F; Schreiber K; Arigoni F; Brüssow H;
J Bacteriol; 2006; 189 (4):1311-21 2006 Dec 1 PMID:17142402
Chromosome Conformation Capture Carbon Copy (5C): a massively parallel solution for mapping interactions between genomic elements.
Dostie J; Richmond TA; Arnaout RA; Selzer RR; Lee WL; Honan TA; Rubio ED; Krumm A; Lamb J; Nusbaum C; Green RD; Dekker J;
Genome Res; 2006; 16 (10):1299-309 2006 Sep 5 PMID:16954542
Quantitative proteomics of the archaeon Methanococcus maripaludis validated by microarray analysis and real time PCR.
Xia Q; Hendrickson EL; Zhang Y; Wang T; Taub F; Moore BC; Porat I; Whitman WB; Hackett M; Leigh JA;
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RAISE: a simple and novel method of generating random insertion and deletion mutations.
Fujii R; Kitaoka M; Hayashi K;
Nucleic Acids Res; 2006; 34 (4):e30 2006 Feb 21 PMID:16493137