QIAsymphony DNA Maxi Kit

1~96個のサンプルからのDNAを自動精製可能

製品

QIAsymphony DNA Maxi Kitは分子生物学的アプリケーション用であり、疾病の診断、予防、あるいは治療に使用することはできません。
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QIAsymphony DNA Maxi Kit(96)

カタログ番号 / ID.   937266

プレップ各4 mlの96回分:試薬カートリッジ2本、穿刺リッド2個、リユース用シールセット2組、バッファー、プロテイナーゼK溶液
MX$30,255.00

特徴

  • 4.75時間で24サンプルを処理
  • 充填済み試薬カートリッジでヒューマンエラーのリスクを低減
  • バーコード方式でサンプルや試薬のトラッキングを自動化
  • 安定化方法に関係なく、高品質なDNAを回収

製品詳細

QIAsymphony SPは、ヒト全血サンプル(最大4 ml)から高品質gDNAの精製を自動化

パフォーマンス

QIAsymphony SPを使用したDNAの自動精製は、4 ml以上の場合、高い収量( ゲル電気泳動および 分光光度計を用いて測定)の高分子量DNA( 高分子量DNAを参照)が4.75時間で回収でき( QIAsymphony DNA Maxi Kitのワークフローを参照)、2 mlまたは24サンプル未満であればより短時間での抽出が可能です。

図参照

原理

QIAsymphony DNA Maxi Kitはインターレース方式を採用しているため( QIAsymphony DNA Maxi Kitワークフローを参照)、処理に要する時間が短縮できます。

  1. QIAsymphony SPは、4 mlのサンプルから1 mlずつ採取し、その分量を溶解します。
  2. 最初の1 mlが結合プロセス中に、次の1 mlがサンプルから採取され、同時に溶解されます。
  3. 2回目の1 mlから採取したDNAは最初の1 mlで用いたのと同じ磁気ビーズに結合し、このプロセス中に3回目の1 mlが溶解されます。
  4. 3回目の1 mlから採取したDNAはこれまでに用いたのと同じ磁気ビーズに結合し、このプロセス中に4回目の1 mlが溶解されます。
  5. 最後の1 mlから回収したDNAが同様に結合します。
図参照

操作手順

QIAsymphony SPは、精製プロセスのすべての4工程(溶解、結合、洗浄、溶出)を1回のランで最大36サンプル実行できます。

裏付けデータと数値

仕様

特徴仕様
applicationsPCR、real-time PCR、遺伝子型決定
elutionvolume200~500 µL
mainsampletypeヒト全血
sampleamount2 mlまたは4 ml(少量の場合、PBSで2 mlまたは4 mlに調整可能)
yield4 mlのサンプルから60~150 µg(平均値;WBC値が特に高いまたは低いサンプルでは、この範囲外になる場合があります)

リソース

MSDS (1)
Download Safety Data Sheets for QIAGEN product components.
アプリケーション/プロトコール (2)
For use with the QIAsymphony SP instruments (software version 5.0 or higher)
For use with the QIAsymphony SP instruments (software version 5.0 or higher)
プロトコール (1)
For use with the QIAsymphony SP instruments (software version 4.0 or higher)
実験器具関連資料 (1)
キットハンドブック (1)
Certificates of Analysis (1)