プラスミド精製用QIAprep Spin Miniprep Kit

20 µgまでの分子生物学実験グレードのプラスミドDNA精製用

あなたにとって持続可能性は重要ですか?
選択した製品に代わるもっと環境に優しい代替品をお探しなら、これ以上探し回る必要はありません。

QIAprep Spin Miniprep Kit (50)

カタログ番号 / ID.   27104

For 50 high-purity plasmid minipreps: 50 QIAprep 2.0 Spin Columns, Reagents, Buffers, Collection Tubes (2 ml)
Kit
QIAprep Spin Miniprep Kit
Eco-friendlier kit
調製
50
250
QIAprep Spin Miniprep Kitは分子生物学的アプリケーション用であり、疾病の診断、予防、あるいは治療に使用することはできません。
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特徴

  • 数分で即使用可能なプラスミドDNA調製
  • 再現性のある分子生物学実験グレードのプラスミドDNA収量
  • 高コピーと低コピーベクターの両方を調製できるプロトコール
  • High-Yield Supplementary Protocol によりさらに高い収量
  • 改善されたQIAprep 2.0 Spin Column
  • 便利なサンプル解析用GelPilotローディング色素

製品詳細

QIAprep Spin Miniprep Kitは高純度なプラスミドDNAあるいはコスミドDNA(最高20 µg)を精製できます。精製DNAはシークエンシングおよびクローニングのようなルーチンの分子生物学アプリケーションに使用できます。High-Yield Supplementary Protocol により、さらに高い収量(最高30 µgまで)を得ることができます。


パフォーマンス

QIAprep Spin Miniprep Kitでは、分子生物学実験グレードのプラスミドDNAまたはコスミドDNA を最大20 µg 精製することができ、PCR、シークエンシング、クローニングのようなルーチンの分子生物学アプリケーションでの使用に適しています。汎用性のあるQIAprep 2.0 Spin Columns は、マイクロ遠心機または吸引マニホールドでき、QIAcube上で自動化も可能です(図 "QIAprep 2.0 Spin Columns操作オプション A B、および  C")。吸引法を使用することで、取り扱いが簡便になり、サンプル処理時間が短くなります。QIAprep 2.0 Spin Columns は、QIAvac 24 Plusをはじめとする市販のルアーコネクター付きマニホールドで吸引処理することができます。QIAprep Spin Miniprep Kit はQIAcube 上で自動化も可能です。

QIAprep Spin Miniprep Kitの詳細データ
フォーマット: スピンカラム
精製モジュール: QIAprep 2.0 Spin Columns
処理数: 1~24サンプル
操作時間: 30分で24ミニプレップ
必要な装置: マイクロ遠心分離機あるいは吸引装置;QIAcubeを用いて完全自動化
ライセート清澄化: 遠心操作
カラム容量 800 µl
最小溶出バッファー量 50 µl
高コピープラスミド用培養液量 1~500 ml
低コピープラスミド/コスミド用培養液量 1~10 ml

精製したDNAは、制限酵素分解で使用することができます(図 " 様々な制限酵素を用いた解析")。

図参照

原理

QIAprep 2.0 Spin Columns は特殊なシリカメンブレンを有しています。 高濃度のカオトロピック塩の存在下で20 µg までのDNA がこのメンブレンに結合し、少量の低塩濃度のバッファーで溶出されます。QIAprepテクノロジーでは時間のかかるフェノール/クロロホルム抽出およびアルコール沈殿の必要がないだけではなく、樹脂漏れのリスクや、懸濁液取り扱いの難しさのような問題もありません。QIAprep 2.0 Spin Columns から溶出された高純度プラスミドDNA は、沈殿、濃縮、脱塩の必要がなく、即使用可能です。より速く、より便利にサンプル処理とその解析を可能にするゲルローディング色素がキットの中に含まれています。 GelPilot Loading Dyeは、アガロースゲル電気泳動操作の最適化を容易にし、より小さなDNAフラグメントをも監視するために、3種類ののトラッキング色素(キシレンシアノール、ブロモフェノールブルー、およびオレンジG)が含まれています(図 " GelPilot Loading Dye" を参照)。
図参照

操作手順

QIAprep Kit を用いたプラスミド精製法は、結合、洗浄そして溶出という非常にシンプルなものです(フローチャート" QIAprep操作手順" 参照)。まずバクテリアを溶解後、そのライセートを遠心操作により清澄化します。清澄化されたライセートをQIAprep 2.0モジュールにアプライし、プラスミドDNA をシリカメンブレンに結合します。夾雑物を洗い流し、高純度DNAだけを少量の溶出バッファーまたは水で溶出します。

QIAprep Kit は大腸菌からだけではなくビール酵母菌、枯草菌、Agrobacterium tumefaciensからのプラスミドDNA 精製にも利用できます。これらのプロトコールに関しては弊社テクニカルサポートにお問い合わせください。

図参照

アプリケーション

QIAprep Miniprep Kit は、下記の用途を含むほとんどのアプリケーションに最適な高純度DNAを再現性良く調製します。

  • PCR
  • 制限酵素分解
  • ライゲーションやトランスフォーメーション
  • シークエンシング
  • スクリーニング

裏付けデータと数値

仕様

特徴仕様
applicationsFluorescent and radioactive sequencing (including capillary sequencing), ligation, cloning, transformation, etc.
processingManual (vacuum or centrifugation) or automated (QIAcube Connect)
plasmidtypeHigh-copy, low-copy, cosmid DNA
culturevolumestartingmaterial1–10 mL culture volume
elutionvolume50 µl (minimal)
technologySilica technology
timeperrunorprepperrun<30 minutes
yield<20 µg
samplesperrunthroughput1–24 samples per run
numberofprepsperrun1–24 samples per run

リソース

キットハンドブック (3)
アプリケーション/プロトコール (1)
For purification of up to 30 μg plasmid DNA
MSDS (1)
Download Safety Data Sheets for QIAGEN product components.
Supplementary Protocols (1)
Certificates of Analysis (1)